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2013年12月26日

寒グレ大作戦(マキエサ&サシエサ編)

皆さん、お元気ですか(^^) 三重県の堀口文敏です。
 
大寒波と言っても過言でない程、寒さが厳しくなってきましたネ。
 
しかし、今年のクリスマスは、珍しく三重県では、雪が降らずに過ぎてしまいました。
 
今年も残すところ、あとわずかとなって参りましたが、ここ2、3日で、紀東では、良型のグレ(40cmオーバー)がポツポツ出始め、寒グレを迎えています。
 
今回は、そんな良型の寒グレをゲットする為に、サシエサとマキエサについて、ご紹介させて頂きます。
 
サシエサとマキエサと言っても、この世には沢山の種類の物があり、何が一番効果的なのか?どれを使えばよく釣れるのか?と皆さん、釣り具屋さんやエサ屋さんで頭を抱え込むのではないでしょうか。
 
まず、この時季のグレの状態を考え、今、何が必要かを考えてみましょう。
 
現在のグレは、水温が16℃と低水温になっている状態で、食いが渋く活性も悪い状態です。
 
そこで、必要なのは食いの渋いグレの活性をいかにして高めるかです。
 
それには、集魚効果があり深いタナ(海底)でジッとしているタナまで確実に効くマキエサを作る必要があるのではないでしょうか。
 
また、サシエサに付いては、出来る限り柔らかく食べ易い物がお薦めだと考えます。
 
やはり、活性の低い状態では、堅いエサより、柔らかく簡単に捕食出来る物が有利だと思います。
 
近年では、エサ取りの少ないこの時季でも、ボイルオキアミを使用する釣り人がいますが、それはそれで、人それぞれ好みがあるので何んとも言えませんが、エサ取りが少なく、大型グレのタナまで生のオキアミが馴染むのであれば、紀東の場合は断然、生のオキアミの方が確率は高い様に思います。
 
そこで、私は、季節を問わず生のオキアミに配合エサを混ぜたマキエサを好んで使います。
 
この場合、やはり、サシエサも生を使用します。
 
何故なら、マキエサとサシエサが同じ比重で同じ沈下速度により同調しないと良い釣果に巡り会うチャンスが少なくなるからです。
 
しかし、どうしてもエサ取りが多い場合は、くわせオキアミスーパーハードを使いエサ持ちを良くしたり、その反対に食いが渋くて困る時は、むき身にして使ったりします。
 
とにかく、この時季は、活性と食い気を高めて、尚且つ食べ易いサシエサを選ぶ事が重要となって来ます。

私のお薦めは、生のオキアミ6kgにマルキューの「遠投ふかせスペシャル」1袋と「爆寄せグレ」1袋を混ぜ合わせたマキエサです。
 
サシエサとしては、このマキエサに同調する様に、生のオキアミや、「くわせオキアミスーパーハードW」や、「特鮮むきエビ」を使用します。
 
この時の注意点ですが、マキエサにするオキアミはスライスしたり潰さずにオキアミの原型のまま配合エサと混ぜる事をお薦めします。
 
サシエサとの同調を考えると、原型の方が食いが良いと私は感じます。
 
但し、時季によって違います。
 
皆さんも一度、この組合せで是非釣行して大型グレをゲットして下さい。
 
では、次回は、狙うポイント編です。
 
来年も、頑張りますので、よろしくお願い致します。
 
風邪に注意し、健康で良い釣りを!!では、良いお年を。