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2013年11月28日

寒グレ大作戦(メンテ編)

皆さん、お元気ですか(^^)三重県の堀口文敏です。
 
朝晩の冷え込みが厳しくなり、いよいよ寒グレシーズン到来といった感じです。
 
しかし、水温が安定し難いこの時季は、比較的、良い釣果に恵まれる事が少なく、まだまだ寒グレのハシリと言った状態です。
 
そこで、今回は、この時季を利用して、万全な寒グレ準備期間としましょう。勿論、休日は、好きな釣りに出掛けるのが基本ですが・・・。
 
寒グレと言えば、皆様は、どんなイメージを持たれているのでしょうか?
 
大半の磯釣り師の方々は、大型!!BigOne!脂のりのりで美味しい!!と言った印象じゃないでしょうか?
 
私も、一発大物!記録更新のチャンスだと思っています。
 
水温が、低下してエサ取りの活性も低くなったこの時季は、深く大型グレの潜むタナまでサシエサが届いてくれるので、大型に巡り会うチャンスが増えるのです。
 
しかし、それなりのタックルを準備してそれなりの攻略法で挑まなければ、そうは、簡単には釣れないのが寒グレなのです。
 
まずは、釣り具として欠かせない竿の手入れから始めましょう。
 
竿は、この時季に入ると、今まで使ってきた日々の中、潮がガイドやリールシートに浸透して錆付きの原因となります。
 
また、竿自体も、酸化と紫外線により劣化が進んできます。
 
そんな、劣化や錆を防止するためにも、ガイドやリールシートをぬるま湯でしっかりふき取ります。
 
細かな部分は、綿棒やティッシュを利用して隙間に入り込んだ、潮やエサの欠片、魚の鱗を取り除きましょう。
 
竿も同様に、ぬるま湯でふき取り、日陰で伸ばした状態で、陰干ししましょう。
 
いずれも、完全に乾いたら、竿には、ボナンザのロッドメンテで、竿の表面にコーティング仕上げをし、潮風や紫外線から劣化するのを防ぎましょう。
 
ガイドにも同様、ロッドメンテを一吹きして、錆防止と滑らかな滑りを実現させ、ライントラブルを軽減させましょう。

私の在住する三重県の紀伊半島の磯では、冬場は、北西風が強い日が多く、丁度、釣り座の向かい風になるポイントが多くなります。
 
そんな時、この様にロッドのメンテがしてあると、ミチイトの滑りが良く、思ったポイン
トに仕掛けを流し、馴染ませる事が比較的容易になります。
 
また、ラインとガイドの摩擦抵抗も最小限に軽減でき、遠投ポイントもスムーズに攻める事が可能となります。
 
備えあれば憂いなしとよく言ったもので、この時季に万全な状態に竿の表面やガイドをメンテしておくと、本格的に寒グレが釣れ盛って来た時も、スムーズで滑らかな仕掛けの馴染ませが実現できます。
 
リールについても、リール本体をぬるま湯に浸けて潮抜きをして陰干しにし、乾いたら、スプールを外し、主軸部分とスプールの軸穴にミシン油等を吹き付けてミシン油を浸透させます。
 
その後、リールメンテを再度、主軸、ハンドルの回転部やベールの駆動部に一吹きします。
 
この事で、更に、ラインコントロールとスムーズなリールの回転と、そのリールの持つ機能を最大限に発揮する事ができるのです。
 
皆様も、このわずかな一時に、大物に夢を抱きながら、竿やリールのメンテをし大型に備えた整備と、大切な道具の寿命を延ばしてあげて下さい。
 
次回は、大型に挑む仕掛け作りをお送りします。