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2013年11月28日

スピニングリールチューニング シマノ2BB 施工例

皆さんこんにちは(^-^)
 
ヘッジホッグスタジオ メンテナンスセンターの内田です。
 
いよいよスプニングリールのチューニング実例についてのお話を始めたいと思います。
 
今回は、シマノのスピニングリールチューニングの施工例です。
 
スピニングリールのチューニングの場合、ベイトリールのチューニングのようにノーマルベアリングを回転効率の良いチューニングベアリングに交換して機能を向上するようなチューニングではなく、ベアリングが装着されていない部分にベアリングを増加し、機能向上を図るチューニングというパターンになります。
 
今回ご紹介する、シマノのスピニングリールの施工例では、ラインローラーがノーマルで1BB仕様の機種を上位機種のように2BBに変更するというチューニングです。
 
ですので、最上位機種であるステラはチューニング施工できません。
 
また、前回もお話したように、ツインパワーを2BBに変更したからといって、ステラになるわけではありません( 笑)

このチューニングで得られる効果としては
 
●ラインローラーの回転効率が上がる。
●ラインの動きがスムーズになるので感度がこ向上する。
●ラインのよれを防ぐ。
 
などです。

写真は、エクスセンスのラインローラーチューニングの実例です。
 
上段一列が、純正部品で、ベアリングが1個仕様になっています。
 
これを、写真下段一列の部品を使って2BBに変更します。
 
ステラなどの部品を流用してチューニングすることも可能ですが、当社では簡単にチューニングできるように、必要な部品をキットとして販売しています。

ラインローラーに実際に組み込んだときの写真です。(写真は別機種)

1BBを2BBにしたからといって、どれほどの効果があるのか?と疑問に思われる方も多いかもしれませんが、特に、ライトラインを使用するジャンルでは、効果の差は歴然です!
 
リールがラインと関わる一番最初の部分ですので、ラインローラーの機能向上は直接手に伝わるフィーリング効果よりも、ファイト時のドラグ機能のアシスト、ライントラブル軽減のための予防措置など、「目に見えない大切な機能」の向上に役立ちます!
 
ベアリングチューン施工後は、メーカーのアフターサービス(オーバーホールや修理など)
を受け付けてもらえないことがあります。
 
また、作業手順や取り付け方法を間違えると、リール本来の機能を失う恐れがあります。
 
チューニングはあくまで自己責任でお願いしますね!
 
次回は、リールチューニング最新攻略!~あなたにも出来ます!シマノ2BB 実践編~をお送りする予定です。お楽しみに!