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2013年11月14日

おいしく食べようアオリイカ

イカの王様といわれるのがアオリイカ。

ちょうど秋口はコロッケとかハンバーグサイズといわれる新子が釣れ盛るシーズン。
 
そこで、釣り上げたアオリイカをおいしく食べるための秘けつをいくつか紹介しておこう。
 
釣ったアオリイカは、スカリなどに入れて帰るまで生かしておく方がよい。
 
そして納竿するときにきっちりしめて持ち帰る。

スルメイカやケンサキイカを釣っても、しめる人は少ないがアオリイカだけは別のようだ。
 
なぜ、アオリイカはしめるのか、疑問に思って漁師に聞いてみたが、明確な答は返ってこなかった。
 
魚の場合は、死後硬直を遅らせるためにしめるのだが、アオリイカの場合、これも当てはまらない。
 
しめた方が味がよくなるのか、と聞いてみたがこれも関係ないようだ。
 
ある漁師は、生きたまま出荷すると暴れてスミを吐くので、きっちりしめてスミを絞り出してから出荷する方が面倒がないという。
 
また、しめずに置いておくとスミを吐いて体が真っ黒になるので、商品のイメージが悪くなるとも。
 
どうやらアオリイカをしめるのは、味とはあまり関係がなさそうだ。
 
それでは、そのしめ方を簡単に紹介しておこう。

秋によく釣れる新子もそうだが、1kgまでの中小型をしめるときは、空手チョップが有効で誰にでもできる方法だ。
 
まず、アオリイカを表に向け胴の端(足の付け根側)をよく見ると、胴の中央部が少し飛び出している。
 
これが目印で、凸部を直撃するように空手チョップを食らわすと、一瞬で体色が消え体が透明になる。
 
これがしまったという証拠である。しめ方が悪いといつまでも体が透明にならない。
 
この方法は1kgまでの小型に有効だが、それ以上大型になると本格的に空手でも習っていない限りしめるのが難しい。
 
大型になると素人が空手チョップを食らわしたぐらいでは、効かないのだ。
 
それゆえ意地になって空手チョップをやりすぎ、腱鞘炎になった人さえいるからご注意を。
 
もうひとつの方法は、しめ具を使う方法だ。
 
漁師などは割り箸で簡単にやってしまうが、慣れない人は、やはり専用のしめ具を作っておく方がやりやすい。
 
長さ30~40cmの菜箸の先を少し尖らせておくだけで、十分しめ具になる。
 
これをカラストンビと呼ばれる口から差し込み、脳を貫通させるように奥深く差し込む。
 
うまくいくと空手チョップのときと同じように、一瞬で体色が消え体が透明になる。
 
ただ、脳を貫通させるしめ具が、どちらか片方に寄っていた場合、半分しかしまらない。
 
イカの体の中心を境に、しまった部分としまらなかった部分が見事に分かれるからすぐに分かる。
 
このときはもう一度、しめ具を抜き、しまらなかった部分に切っ先を向けて入れ直すとよい。全身が透明になったら完了だ。
 
こうしてしめたイカは、出したスミを海水で洗い流しながら、さらに胴をしごいて残ったスミを出すようにする。
 
このとき決して真水でやらないことだ。イカは、真水を嫌うし味も落ちる。
 
スミを絞り出したイカは、クーラーに入れて持ち帰るが、直接、氷には当てないこと。
 
その日か翌日に食べる場合は、多少ヌルが取れても関係ないので、タオルや新聞紙にくるんでから直接、氷に当てないようにして持ち帰ればいいが、冷凍にする場合は、できるだけヌルは取らない方がよい。
 
クーラーに入れて持ち帰るときもヌルが取れないようナイロン袋に入れてから、タオルなどでくるんでおくことだ。
 
こうしておくと一年近く冷凍にしておいても、さほど味は変わらない。