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最新攻略コラム

2012年3月29日

磯チヌ攻略法1

グレに変わって磯では乗っ込みのチヌのシーズンとなってきましたね。
 
今回と次回は磯チヌ攻略を書いてみたいと思います。
 
グレとチヌの違いは、グレはコッパグレの数を見ても分かるようにその個体数が多いのに比べてチヌは数が少ないということです。
 
しかし、この季節に釣れるチヌは45センチ、50センチと大型が多いのが魅力です。
 
そんな大型チヌを釣り上げるには、まずチヌのポイントを確実に攻めていくことが大切となります。
 
グレは撒き餌で浮かせて釣る魚ですが、チヌは海溝やシモリなどチヌが着く瀬を的確に攻めていくことです。
 
撒き餌は直接チヌに届かなくてもエサトリなどを集めてチヌの喰い気が上向かせる効果があると思います。
 
サラシ場では撒き餌をたっぷりと効かせるとある程度浮くこともありますが、深い海溝などは撒き餌が届かなくても喰ってくることがあるので、磯に上がったら、地形を把握してどこを攻めるかを決めます。
 
そして大切なのが釣り座になります。
 
攻めるポイントを決めたら、何処から竿を出すかで仕掛けの角度や撒き餌の効き具合が変わってしまいます。
 
例えば、磯際から海溝が沖に伸びており、潮が右に流れているとします。
 
深い海溝を攻める場合、その海溝の場所に釣り座を構えると仕掛けは右手に流れてしまいポイントを外れてしまします。
 
その外れる距離だけ潮上に釣り座を移動して攻めていきます。
 
仕掛けが馴染み底でサシエがポイントの海溝へ入るような場所から仕掛けを流していくと良いでしょう。
 
また、サラシが沖に伸びている場合でも潮の流れや風があると仕掛けが風下や潮下に吹けてしまいますね。
 
よって、その分足場を移動すると釣り易いです。
 
また、磯の地形上、足場が高ければ足元の磯際を攻めやすいですが低い磯では竿の長さ分横に釣り座を移動して攻めると釣り易いです。
 
仕掛けは全遊動と遊動仕掛けがありますが、棚をきちっと取って釣った方が攻めやすいですね。
 
海況によっても仕掛けを変えていきます。
 
荒れ気味で重たいオモリを打つ必要がある場合は、それに応じたウキを使います。
 
凪ぎで軽い仕掛けでも棚が取りやすい日は0やG2程度のウキで落とし込んでいけばいいでしょう。
 
ウキの浮力より若干重ためのシズを打ってウキをジワジワと沈め、50センチほど沈んだらソーと仕掛けを持ち上げる方法がサソイにもなり、表層流など海面の影響を受けにくいのでお薦めです。
 
エサトリが少ない釣り易い季節です。磯際を中心に頑張ってください。棚は深めですよ。