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2013年9月26日

ハゼは潮時を釣れ

ひとくちにハゼといっても淡水から汽水域、海水にまで広く分布している魚で、日本近海だけでも200種近くが生息指しているそうです。
 
その中で釣りの対象になっているのがマハゼですね。川の河口など汽水域を好む魚で、その寿命は長くて2年ほど、たいていは1年ほどで死んでしまうため、釣りの対象になっているマハゼは12、13cmから大きくても14、15cmですね。
 
越年したマハゼは、ヒネとかケタハゼと呼ばれ中には25cm以上に育つものもいます。
 
釣りのシーズンは、毎年、お盆の終わりごろからで、秋の彼岸を迎えるころにピークを迎える釣り場が多いようです。
 
姿に似合わずおいしい魚で、透明感のある身は、造りにすると上品な甘さが感じられるし、天ぷらなど極上の味ですね。

さて、マハゼを釣りに家族そろって河口へと出かけてみませんか。いやしん坊の魚なのでエサが目の前にあれば飛びついてきます。だから、子供さんでも気軽に狙えるのが魅力ですね。
 
ただ、この魚は潮の干満によって移動を繰り返すので、潮時をよく確かめてから出かけることが大切です。
 
マハゼは、ひたひたと寄せてくる上げ潮に乗って岸近くに寄ってきますが、潮が引き始めると、少しずつ岸から離れて沖の深場へと移動していきます。ですから目指す釣り場の潮時(満潮や干潮の時間)をあらかじめ調べておき、潮が上げ5分ぐらいに釣り場へ到着し、釣り始めるのがちょうどいいでしょう。 上げ5分の潮から釣り始めて満潮を迎え、潮止まりが1時間ほどありますが、下げ潮に変わってから下げ3分ぐらいの潮まで釣るのが理想的でしょう。
 
釣り方はウキ釣りや投げ釣りがありますが、アタリや引きが最も楽しめるのが脈釣りです。
 
5・4m程度の渓流竿があればたいていの釣り場で脈釣りが楽しめます。脈釣り仕掛けのポイントは、流されない程度にオモリは軽く、ハリスも短くがセオリーです。もし、流れが速くてどうしても大きめのオモリを使わなければならないときは、中通しオモリがお勧めです。
 
マハゼは、落ちてくるオモリやエサに反応するので、ハリスが長いとそれだけエサがあることに気付いてくれるのが遅くなるのと、誘いを掛けたときハリスは短い方が動きが良く伝わるからです。
 
また、ハゼは動く物に飛びつく習性があるので、こまめに誘いを掛けることですね。小バリに小エサとこまめな誘い、この3つがハゼ釣りのキモです。