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2013年9月26日

秋磯でグレの数釣り攻略

皆さん、お元気ですか(^^) 三重県の堀口文敏です。
 
ようやく秋らしく磯に足を運べる時季がやって来ました。先日、和歌山県まで足を運びグレ釣りを堪能してきました。
 
秋の磯と言えば、何と言っても釣れる魚種が豊富で引き味も強く、腕がパンパンになるくらいの入れ喰い状態に遭遇する事も少なくはありません。
 
そんな秋磯は、アタリも明確で、ビギナーにお薦めの時季とも言われています。
 
磯釣りを始めるなら秋磯からと言われるくらい、20cm~25cmのグレが入れ喰いとなり、もう止められないと言った方も沢山いるほどです。
 
先日も、私のクラブ員であるホープが、同行し日頃は、25cm前後を5匹釣って帰ってくれば嬉しいと言ったくらいの初心者でした。
 
しかし、初心者に最適なこの時季、パターンさえ掴めば入れ食い状態となるのです。
 
そして、比較的浅いタナで釣れるので、やり取りが簡単に楽しめ、根掛かりやライントラブルも少ないので、1日中、堪能していました。
 
そこで、前回お約束致しました「秋磯の数釣り攻略」についてご説明します。

この時季は、水温が高く、グレの活性も高いので、マキエサを撒き、仕掛けを入れれば大きかれ小さかれ確実と言ってよい程グレがヒットしてくれます。
 
しかし、海中には驚くほどのグレがマキエサに群がっているであろう状態でも、同じポイントを攻め続けたり、マキエサとサシエサの投入するタイミングを間違うと不思議なくらいパタッと食いが止まってしまう事があります。
 
何故なら、グレもマキエサとハリの付いたつけエサとを見分け、時間と共に、学習しハリの付いたエサは食わなくなります。
 
また、マキエサが潮に流され、知らない間にポイントがずれていたり、タナが深くなっていたりしていきます。
 
しかし、初心者や、釣りたい気持ちばかり先立ち、ワンパターンの釣りをしていると知らぬ間に食いが遠のくのが現状です。
 
そんなことにならない様に、マキエサとサシエサの投入のタイミングを3回に1回程度の割合で、マキエサを投入後、仕掛けを入れたり、仕掛けと同時に、マキエサをウキに被せる様に撒いたりとパターンを変えてみます。
 
言わば、マキエワークが継続してグレを釣る鍵となります。
 
また、ポイントも3匹釣ったらポイントを沖10mを狙ってみたり、また、3匹釣ったら足下に変えてみたりとポイントにも変化を付けて狙うと、マキエサや仕掛けに慣れる事無く、1日中グレが釣れ続き、時には、30cm級の良型も水面まで浮いて来て、1ヒロのタナで爆釣する事もあるのです。
 
大型を狙う場合は、もう少し工夫とグレやエサ取りとの知恵比べが必要となりますが、数釣りを堪能するなら、マキエワークとポイントのローテーションが一番大切なポイントとなるので、試してみて下さい。
 
15cm程度の小型グレも沢山釣れますが、持ち帰らず死んだものを捨てるのであれば、必ずその場でハリを外し放流してあげて下さいネ。
 
自然保護と、また1年後には、大きくなり楽しませてくれるはずですから。
 
では、次回は「秋磯の思わぬ大物に挑戦」と題してご紹介しますので、是非お楽しみに!!