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最新攻略コラム

2013年9月5日

丸ごとおいしい手長エビ

皆さんこんにちは~。長~い夏休みも終わってしまいましたが、皆様は親子で楽しいファミリーフィッシングや水辺遊びができましたか? 
 
夏休みの終盤は台風やゲリラ豪雨であれだけ渇水だった川も濁流になったりと、天気に泣かされて思うように釣行できませんでしたが、水が落ち着いたら、過ぎゆく夏を惜しむラストの鮎釣りと、秋の行楽をかねてハゼ釣りなんかをして楽しみたいな~♪と思っております。
 
海の釣りものもアジにタチウオ、探り五目とこれから気候もよくなってファミリーフィッシングの好シーズンになりますね。我が家もこのところ、お天気で釣行中止がつづいていたので、次回こそは釣り場のお土産話などもお伝えしたいと思って、連日、お天気予報とにらめっこしております。でもやっぱりこの時期、雨多いんですよね~。
 
さて、前回お話した手長エビ釣り&捕獲のアフターフィッシングとして、手長エビ料理についてちょこっと書いてみたいと思います。
 
手長エビは頭も内蔵も丸ごといただきますので、鮮度が大事です。必ず生かして持ち帰るようにしましょうね。
 
我が家では蓋が網状になった小さな虫かごに手長エビを入れて、オトリカンに沈めて鮎と相乗りしてもらったり、フタつきバッカンに水を入れて、泳がせてエアーを送りながら、車で自宅まで帰ります。生かして持ち帰るのは、鮮度保持はもちろん、泥抜きの目的でもあります。

オトリカンで生かして持ち帰った手長エビをつかみどり…

きれいな川で釣れた手長でしたら、その日の夜にいただくことができますが、ベイエリアなどでは泥や砂を吐きますので、丸一日は、上水で生かしておくとよいと思います。あ、かわいいからといって、お子ちゃまは、エサをあげないでね~。絶食させないと泥抜きの意味がありませんので…。
 
さてそれでは手長エビのお料理にかかりましょう。大物の良型だと、年季入って甲羅にコケが生えていたりと、けっこうずず黒いヤツがおります。ザルに入れて塩をどばっとかけて、関節とか細かい部分まで塩でこすってあげるときれいになります。このときに乱暴にあつかうと、手が簡単にぽろっ!と取れてしまいますので、一匹一匹指先で丁寧に洗って、やさしく扱ってあげてくださいね。手がとれてしまっても、もったいないので、捨てずに一緒にお料理しましょう。手無しエビにしないようにね~。
 
まだエビは生きています。ピョンピョンはねています。今度はこれを締めるわけですが、お酒で締めます。

塩でよく洗ったあと、お酒をたっぷりかけてふたをしてしばらくおくと…

ボウルに手長エビを入れて、お酒をどぼどぼ…。元気よく跳ねまくるので、鍋のフタをします。しばらくぴんぴん跳ねていますが、やがて酔っぱらって、お酒の中で絶命して静かになります。お酒につけるので、臭みとりにもなります。

静かになって絶命します

定番料理といえば、手長エビのから揚げですよね。キッチンペーパーに取り出して、しっかりと水気を取ります。ここで適当にやってしまうと、油の中で水はねしてやけどしてしまうので、しっかり水分を取ってくださいね。
 
素揚げがお好きな方はそのままで。我が家は塩コショウと軽く片栗粉をふってあげるから揚げが好みですね。茶褐色の手長エビが色鮮やかな朱色に変わってパリパリ!見るからにおいしそうです♪ あとはレモン&お塩でどうぞ。ビールにぴったりです!

揚げるとこんなに色鮮やかになります

アレンジメニューとしては、味噌汁に入れたり、パスタにしたりと、エビのみそのうまみを生かしていろいろできるんですが、真剣に釣らないと、なかなか数が稼げません。
 
さあ、秋雨前線が通過したら、気持ちよい秋の釣りシーズンが開幕です。エビもお魚もフィールドで待っていますよ!ぜひ秋のおいしい釣りに出かけてみてくださいね!

釣り人のご馳走。鮎と手長エビのから揚げ!