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最新攻略コラム

2013年6月27日

梅雨グレ攻略(マキエサの効果と選び方)

皆さん、お元気ですか(^^) 三重県の堀口文敏です。
 
ようやく、梅雨らしく雨が降る日が多くなってきましたが気温が高く、湿気が例年より高い様な気がします。
 
先日も、地元の三重県紀東の磯に釣行しましたが、まぁ~暑いのなんの!!1時間ウキを見ていると熱中症の初期症状の様な感じで、頭がボーーッとしてきますネ(**;。
 
その上、今年の三重県の磯は水温が高いのと潮通しが良いのとが重なり、金魚(ネンブツダイ)やタカベといった最近あまりお目にかからなくなったエサ取りが、海面を真っ赤に染めるほど群がっています。
 
マキエサを投入し、仕掛けを投入してもグレのタナまでサシエサが届かず、ウキにアタリが出るまでにエサが取られて釣りにならない状態が続いています。
 
そこで、この時季のマキエサとサシエサについて考えてみたいと思います。

エサ取りが多い拡販タイプ

本来、マキエサの役目は、集魚性が一番で、次に潮の流れや動きを観察するにも役立ちます。
 
また、活性の低い魚の活性を上げ思ったタナまで浮かせて釣る、エサ取りと本命の分離をする等、色々な使い方によってその目的を果たしてくれます。
 
また、ポイントの遠近に関係なく自分が狙ったポイントに魚を寄せる効果もマキエサの利点と考えます。
 
そんな、グレ釣りに欠かす事の出来ないマキエサをどの様に選べば良いのかが釣果を左右することになります。
 
皆さんは、毎回同じパターンのマキエサで釣行されている方と時季毎にマキエサを変えている方がいると思います。
 
毎回、同じマキエサでも、マキエサの馴染み方やその特性を把握していれば使い慣れたマ
キエサを状況によって使いこなす方法も全く問題は無いと思います。
 
但し、効果や特性を知らずして、これで良く釣れるからと単なる理由で使っているのであれば、それは工夫が必要です。
 
市販されている配合エサには、必ず集魚性、拡散性、比重、粘り、濁り、遠投性等が記載されています。
 
私は、マルキューの配合エサを必ず使用しますが、その配合エサの特徴や効果を十分に発揮できる物を選び、その日のその時の状況に合った配合をして、マキエサを作っています。
 
例えば、寒グレの活性の低い時季であれば集魚効果の高い物を優先的に選び、活性の高いエサ取りが多い時は、拡散性があり且つ、磯際やサラシの切れ目、沖の潮目の両方が狙える遠投性の高い物を選びます。

遠投用

また、時には、バッカンに仕切りを入れ、比重の軽いマキエサと粘りのある遠投性の高いマキエサの2種類を準備していく事もこの時季には欠かせないマキエサとなっています。
 
何はともあれ、この時季は高水温を考え、遠投の効くマキエサが効果的だと思います。
 
また、日差しも強いので常に、マキエサの固さや粘りに変化が生じるので、マキエサの状態を見ながら海水の補給をして下さい。
 
あと、この時季の注意点として、突然のにわか雨に遭遇する時がよくあります。
 
そうなりと折角のマキエサがドロドロになるので、調整用に配合エサを1袋バックに忍ばせていく事を是非お勧めします。では、次回をお楽しみに!!