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2012年2月9日

寒グレ攻略法3

グレ釣りは海の状況に合わせた仕掛け作りが大切になります。
 
ハリスの長さや太さ、ウキのチョイス、ハリのサイズなど色々ありますが、ジンタンシズという小さなアイテムが意外と大切になります。
 
ジンタンシズの役目はサシエを深く沈ませたり、仕掛けを落ち着かせたり、ハリスに張りを作ったりと、その役目は多いですが、何処にどんな大きさのシズを打つかを悩む人が多いと思います。
 
まず、静かな日には、サシエがジワジワと撒き餌が沈むように仕掛け(サシエ)が沈むようにハリスの上の方に打つことを基本と考えます。
 
出来るだけハリスは長くふかせた方がグレの喰いは良くなります。
 
使うウキやナビと呼ぶハリスウキの浮力で異なりますが、理想は、仕掛けが馴染み(ハリスが真っ直ぐになる)ナビの浮力を殺して、ジワジワとウキから離れて沈むようにシズで調整します。
 
ポイントが竿下と近い時は小さ目のシズでいいですが、少し沖を攻める場合はナビがジワジワと沈むように少し重めにするかシズを増やします。
 
私の場合は、凪ぎの日にはウキはグレ専科Gの0号を全遊動とし、ウキの下に潮受けウキゴムを付けますが、ハリスの上から30センチくらいにジンタンシズの3号か4号を打つことが多いです。
 
少し沖を攻める場合や棚が竿2本と深いときは3号を2個や1号と重めに帰ることもあります。
 
ポイントを際を攻めたり、沖を攻めたりと仕掛けを入れる場所を変えるたびにシズを変えるのをお薦めしますが、私の場合は、4号を増やしたり外したりすることが多いです。
 
磯際の壁を深く攻める場合は、仕掛けが磯際から離れないように少し重ためのシズを打ちますが、ハリスには2個ほど打つようにしています。
 
海溝などピンポイントにサシエを沈ませるときは針上30センチほどにもジンタンシズの5号程度のシズを打つこともあります。

先日(2月3日)、三重県南伊勢町の神前浦(かみさきうら)の磯でグレを狙ったときも、サラシが少し伸びていて、そのサラシの先、竿3本ほど沖がポイントのようだったので、ジンタンシズの4号を2個打ちスタートしましたが、潮受けウキゴムの沈下がサラシや風で邪魔されていたので、もう一個追加して3個としジワジワと沈めてアタリを待つと綺麗なウキ入れがあり43センチを頭に40センチ前後の良型グレを数匹取り込むことが出来ました。
 
ウネリが収まり磯際のエサトリも減ってきたので、磯際の壁へハリスの上の方と中間に3号を打って竿2本と深く入れたら46センチのグレを取り込むことが出来ました。
 
皆さんも頑張ってください。