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2014年5月22日

黒鯛道59 「茅渟の海、釣行記」 その3。

神戸港第1防波堤、又の名を神戸和田防。
 
古くから備中釣りなどでチヌ釣りのメッカとして知られた釣り場です。
 
南面にテトラが敷き詰められ、チヌがそこに居着いています。
 
一般的には5月の連休前から梅雨時、夏の盛期にかけて落とし込み釣りでチヌを釣ることができます。
 
 
今年は4月の下旬にTVの取材もあり、クラブ員とともに釣行しました。
 
産卵場所でもあるのか、大阪湾や神戸港の沖提が一服状態になる4月後半でも、活発にチヌのアタリを楽しむことが可能です。
 
和田防は東西に約1.2kmぐらいの南面テトラ帯です。
 
その南に位置する和田防新波止は南北に500mぐらいの垂直ケーソンとテトラが混じった構造ですが、テトラでも垂直でも落とし込み釣りを楽しむことができます。

取材当日は、和田防東の白灯台よりのテトラから釣り始めました。
 
今年はワカメが多く、基本の狙い目になっている沈みテトラの穴にエサを入れることが難しく、苦労しました。
 
エサはパイプをメインにサブで虫エサも用意しました。
 
タックルは3.6m~4.2mのロクマル対応の落とし込み竿にヘチリール。
 
道糸は根ズレに強く、竿にベタつかないフロロカーボン、オレンジの3号。
 
ハリスは2.5号を矢引。針はグレ針6号、捨て糸になんと6Bを2個。
 
 
当日は、ワカメが多すぎて少し先のテトラの穴も見えませんでした。
 
通常ですと4B 1個ぐらいでテトラの穴のワカメの中に入れて、波に揉まれるうちに中に落ちていき、2ヒロぐらいの所でアタリが出るというパターンが多いのですが、今年は異常繁殖のようです。
 
虫エサも使いましたが、ここはガシラやクジメも多いのでエサ取りが先に掛かってしまいます。
 
この時期はやはりパイプが一番喰いも良いようです。
 
白くてテトラの中でも目立つのかも知れません。
 
和田防は東西灯台近くには大型のテトラが入っているのですが、釣れるチヌも大型の実績が高いようです。
 
平日の単独釣行なら20枚も夢ではありません。
 
 
次回は 黒鯛道60 「茅渟の海、釣行記」 その4。を予定しています。