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2014年5月8日

黒鯛道58 「茅渟の海、釣行記」 その2。

茅渟の海、大阪湾の沖提でスリットといえばまず北港。
 
夢洲スリットが魚影の濃さも含めて落とし込みのチヌ釣り場としては一番知名度の高いところです。
 
南港の新波止、岸和田の沖一文字、神戸港では神戸8防の南東部(現在、工事中)がスリットとなっています。

尼崎フェニックスの南面、西面の一部のスリットもチヌ釣り場としては有名です。
 
一年中チヌを狙えて、型も揃っています。
 
ここは、東の川筋と西の運河筋が垂直ケーソンになっていて、時期によってはふた桁釣りも可能なぐらい、魚影も濃い釣り場と言えます。
 
春先、4月の初旬に何回か釣行してきました。
 
エサはこの時期の定番エサ、パイプを中心にイガイ、ミジ、アオコガネ等を用意しました。
 
基本はパイプですが、喰いがよいときはイガイやミジでもタナでアタってきます。
 
ここは上がふさがっていて、サイドからエサをスリットに入れてやって釣ります。
 
タナは1ヒロ半ぐらいから底まで、その時の状況で変化します。

エサを投げ込むポイントは、柱の間、柱の裏、スリットの奥など、その日のアタリポイントを早く見つけるためにいろいろと探ってみましょう。
 
 
西面は3ヒロ半ぐらいでスリットの柱下に着底します。
 
南面は少し深めになっています。
 
前回の釣行時は春先にありがちな寒暖の変化のため、急に温度が下がって喰いが悪くなり、アオコガネ以外のエサではほとんどアタリがなくなるという状況でした。

虫エサは合わせのタイミングや針の掛ける場所、針の大きさなどによって針掛りが悪かったり、バラシが続いたりするので練習が必要です。
 
 
温度が下がると基本のタナは底近辺になりますが、食い気のある良型はタナでアタってくることもあるので、オモリを変えて狙いのタナもいろいろと探るようにすると良いでしょう。
 
この日は、着底して少し待つとアタリがでるパターンが多かったですが、タナでも型のよいチヌが上がりました。
 
 
次回は 黒鯛道59 「茅渟の海、釣行記」 その3。を予定しています。