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2013年9月26日

黒鯛道43 「秋の落とし込み釣り、その3」

秋は風向きが変化して次第に潮も澄むことが多くなります。
 
基本的には潮が澄むとチヌは警戒モードに入りますので人の気配や物音に敏感になります。
 
一般的に見える魚は釣れないといいますが、これは潮が澄んでいたり、凪いでいたりして魚からも人の気配を察知しやすい状況からこう言われるのだと思われます。
 
水深が浅い堤防では夏には1ヒロぐらいまでしか見ることができなかったのが、底まですべて目視できることもあります。
 
逆に言うと釣り人からもチヌがそこにいるかどうかを目視で判断できることになります。

人の気配を感じさせないでチヌの近くにエサを落とすと、食い気のあるチヌは躊躇せずに喰ってきますので見えチヌを釣ることができます。
 
落とし込み釣りで最も基本となるのは、チヌに気配を察知されないでエサを落とし込んでいくことです。
 
ケーソンの際、釣り人の影、足音、竿、目印など気配をできるだけ消して釣りをするということは落とし込み釣りの基本中の基本となりますので、秋にこの基本をしっかりと身につけることが肝心です。
 
私の経験では10mぐらい先に見えているチヌはあまり人を警戒しないようです。
 
気配を消してチヌのいる前を打てばチヌを釣ることができるでしょう。
 
次回は 黒鯛道44 「冬の落とし込み釣り、その1」 を予定しています。